1.武家諸法度
作詞:Tatsuya Mitsumura
作曲:Tatsuya Mitsumura
気まぐれにはたいそうな理由もなく 歪んでは吠える
そんなアイツに大抵二言はなく
斬らんでは…いらんねえんだ
真っ黒のここはまだUnder Construction
やさぐれた態度に理由はなく 夜更けを生きる
酒臭え裏街道 汚物を照らす太陽を…斬る
懐を覗き見た俺が馬鹿だった
間違いなく そこに見たのは
武家諸法度だった
一、野蛮茶番だらけでも揺らす
一、胡散臭い髷でも揺らす
一、グサグサ刺しても揺らす
無愛想に 無愛想に 笑うことだけだった
一、野蛮茶番だらけでも揺らす
一、胡散臭い髷でも揺らす
一、グサグサ刺しても揺らす
無愛想に 無愛想に 笑うことだけだった
2.image training
作詞:Tatsuya Mitsumura
作曲:Tatsuya Mitsumura
AM5時の一ツ木通り まだTAXIも地を這うように
赤信号のままの 横断歩道で
枯れ葉のように 僕は風を待つ
風向きなど 知るはずないのに
天気予報に明日の居場所をたずねても
当たらぬような
陽が昇った一ツ木通り 顔上げればそこは滑走路
張りぼての翼 手に入れて
おもちゃのように僕は走り出す
羽ばたかなきゃ飛ぶはずないのに
高層ビルにとぼけた姿を映しても
届かぬような
ビルの向こうには一体どんなものが待つ?
儚いもの?見たこともないもの?
風やあなたに背中を押されるその前に
飛び出せそうな
飛びたい方に もう一度僕は走り出す
今度はもうためらわないように
ビルの向こうでも 絡まる高速道路の向こうでもないような
イメージ浮かんだ
飛びたい方に何度も僕は走り出す
さよならもう振り返らぬ街
ふくらむ胸で浮かんでしまえば必ずその時に
輝くような
3.そのTAXI,160km/h
作詞:Tatsuya Mitsumura
作曲:Tatsuya Mitsumura
こないだの熱唱で面目丸潰れA少年
「勝った」だ「負けた」だの決勝戦も明らかにそいつは劣等で
嗚呼もう世の中は殺生ねえ 涙さえ浮かべたその両目
肩落とし歩った雑踏で お前は逃げ込むように
ほら 乗り込んだろ
そのTAXIは猛スピードで
そのGに身を預けなよ
TAXIはまたスピードを上げる
「お客さん絶不調ね?」ミラー越しじゃ丸裸も同然
気づいたら どんどん…加速する
「お客さん絶不調ね?俺が連れてったる絶頂へ」
こうなっちゃ もっともっと…スピード上げな
そのTAXIは猛スピードで
そのGに身を預けなよ
お前は今どこにいる?
4.梨の花
作詞:Tatsuya Mitsumura
作曲:Tatsuya Mitsumura
愛しても 愛しても
君は枯れない 梨の花
田舎電車に揺られた頃は 季節さえ寝過ごした
泣いたり笑ったりもないが故
僕は野に咲くトウバナだから 日なたに浮かぶ君を
見て見ぬ振りするのがやっとだぜ
君の横顔に赤らむ毎日が ふと甦る帰り道
愛しても 愛しても
君は枯れない 梨の花
どうしても どうしても
手の届かない春を
僕にも 君にも
いつも最初の角を曲がれば姿を消した君は
突拍子もないことばっかして
両手ポッケですました僕は下手な口笛吹いて
しわくちゃの素顔を誤魔化して
その手を伸ばせば触れられたはずなのに また消してしまうんだな
愛しても 愛しても
君は枯れない 梨の花
どうしても どうしても
手の届かない春よ 想いよ
君に届け
かすむはずない真っ白の花は今年も咲いてた
僕の何もかもを奪っても平気な顔してる
愛しても 愛しても
君は枯れない 梨の花
どうしても どうしても
手の届かない 梨の花
愛しても 愛しても
君は枯れない 梨の花
どうしても どうしても
手の届かない
あの日の想いは枯れない
5.GANIMATA GIRL
作詞:Tatsuya Mitsumura
作曲:Tatsuya Mitsumura
朝になる前に 会っておこうよ
何処へでも行ける 夢の世界なら
GANIMATA GIRL GANIMATA GIRL憎い
振り向けば夕陽よりマブい
だけどGANIMATAな君はまだ鈍い
俺に恋すれば ためらうな
ドライブするたびに 歪んでく心
どこまでもついていく いったい誰の為の命?
GANIMATAな 曲乗りが渋い
自転車で駆け抜けた通り
だけどGANIMATA GIRL 君はまだ鈍い
俺に恋すれば ためらえば変わる
GANIMATA GIRL GANIMATA GIRL憎い
振り向けば夕陽よりマブい
だけどGANIMATAな君はまだ鈍い
俺に恋すれば ためらうな
気まぐれはほどほどにしてよ
飛んでいく 飛んでいく 飛んでいく
夢なら会える
OK, OK 愛してる
夕陽だって消える
GANIMATA GIRL GANIMATA GIRL憎い
この思い涙より熱い
だけどGANIMATAな君だから鈍い
自転車で駆け抜けた この雨上がり
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